くらし情報『『紙の月』吉田大八監督、主演・宮沢りえの「想像を超えた顔、表情」に感動』

2014年10月1日 15:00

『紙の月』吉田大八監督、主演・宮沢りえの「想像を超えた顔、表情」に感動

『紙の月』吉田大八監督、主演・宮沢りえの「想像を超えた顔、表情」に感動
第27回東京国際映画祭のコンペティション部門日本代表作品に決定した『紙の月』の吉田大八監督が30日、都内で行われた同映画祭のラインナップ発表会に登壇し、映画祭への意気込みや、主演女優・宮沢りえの魅力などを語った。

「勝負事は嫌いじゃないので、自分ごととして映画祭を楽しめそうでワクワクしています」と映画祭への期待感を示した吉田監督。「女性とお金という2つの切り口を持つ物語で映画を作れることを想像した時に、自分なりのアプローチで映画にしたいと思った」と原作小説に魅力を感じ、「(主人公の梨花が)道徳として許されないことをしていく中で、彼女が何を手に入れて、何を失って、最後どこに向かっていくのか、彼女が走っていく先を見つめていきたいと思った」と映画化を決意した思いを語った。

撮影では、主演の宮沢のいろんな表情に感激したと言い、「何かを始める前の顔、何かをやっている時の顔…自分の想像を超えた顔、表情を毎日目の当たりにして、それはすごく感動的な経験でした」と振り返った。宮沢にとって7年ぶりの映画主演となった本作。監督は「舞台で素晴らしい活躍をされていて、映画はもう興味ないのかなと思っていたけど、たまたま彼女もそろそろ映画をやりたいと思っていたようで、タイミングがよかった」

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