2014年10月4日 09:00
マツダ新型デミオ、なぜ「欧州車と張り合える1台」なのか? 改めて検証した
など一部のモデルは日本へのデリバリーも始まった。こうした潮流の中でのクリーンディーゼル採用は、ヨーロッパではもちろん、日本のクルマ好きにも好感をもって受け入れられるのではないだろうか?
ところで、従来のクリーンディーゼルは、NOx(窒素酸化物)やPM(スス)を低減するため、フィルターや触媒などの後処理システムが必須。これが重量・サイズ増につながったり、高価だったりするため、コンパクトクラスへの搭載が難しいという事情があった。しかし、マツダが新開発したクリーンディーゼル「SKYACTIV-D 1.5」は、NOxの発生を抑える新技術を搭載。後処理システムを不要としたことで、「デミオ」への採用と、クラス相応の販売価格を実現している。
日本がリードするハイブリッドテクノロジーが欧州でいまひとつ受け入れられないのは歯がゆいが、ならばクリーンディーゼルの主戦場へ、独自技術をもって斬り込もうというマツダの挑戦には、胸のすく思いだ。
まとめると、デザイン面でもテクノロジー面でも、「欧州車と張り合える1台」というファーストインプレッションは間違いではなかったと感じている。新型「デミオ」は日本のユーザーにとっても、ヨーロッパ市場においても、「個性の光るBセグメントカー」というポジションを確保しそうだ。
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