2014年10月5日 09:00
ハーレーダビットソン「ローライダー」復活 - 2015年最新モデルの販売開始
その顧客主導を具現化する形となり、今回の発表会の主役となったのが、2年ぶりに復活する「ローライダー」だ。先代モデルは、本国での生産終了後も日本のみ販売が継続されるほど、日本での人気が高かったという。そんなユーザーからの復活の要望に応えて、今回の導入となったそうだ。
会場には、1977年に登場した初代「ローライダー」と、2015年最新モデルの2台が並べられた。先代では廃止されていたヘッドライトバイザーをはじめ、象徴的な2in1エキゾースト、タンクのグラフィック、デザインが引き継がれたバッテリーカバーなど、最新モデルに初代のアイコンの数々が取り入れられていることがよくわかる展示だ。「大好きな往年の名車に新車で乗りたい」というファンならではの欲望が、かなり満たされるモデルなのではないかと感じた。
○ライダーの声を反映した「ロードグライド スペシャル」
ツーリングモデルの「ロードグライド スペシャル」もハイライトモデルとして紹介された。ハーレーダビットソンでは2013年以降、長年の研究成果をライダーの走行体験と結び付け、そこから得られたデータを製品開発に活かす「プロジェクト ラッシュモア」