2014年10月24日 17:49
iPad Air 2のバッテリ容量は減少も効率はアップ - iFixitの分解で判明
iFixitが行った分解の過程は、ちょうど1年前のiPad Air (LTE)とほぼ同様で、ディスプレイ側のフロントパネルと本体背面の接着部分の材料を熱で解かし、部品を1点1点外していく手法を採っている。iFixitによれば、Air 2ではフロントガラスと液晶パネルが一体化したことにより、分解手順が少し楽になっているという。またバッテリとロジックボードが一体化していないため、こちらも分解も現時点では容易とのこと。
部品としてのトピックは、前述のようにバッテリサイズがAirの32.9Whから27.62Whと16%ほど減少している。第4世代のiPadが42.5Wh(11560mAh)の超大容量バッテリを搭載していたことを考えれば、このバッテリサイズの大幅削減と薄型軽量化は技術的に驚くべき進化だといえる。
このほか、強化されたカメラモジュールやTouch IDセンサーもポイントとして挙げられる。新事実として再確認されたのは、Elpida/Micron製の搭載メモリが2GBと、従来比で2倍に増量されており、OSやアプリの動作がかなりスムーズになると予想されることだ。
またiPhone 6/6 Plusで搭載が確認されていたNXPの「65V10」