2014年10月24日 17:49
iPad Air 2のバッテリ容量は減少も効率はアップ - iFixitの分解で判明
というNFCコントローラが、Air 2でもまた搭載が確認されている。「Apple PayのNFC機能がないのにNFCコントローラ搭載?」と疑問に思うかもしれないが、このNFCコントローラはNFC機能ではなく、チップ内のいわゆる「セキュアエレメント(SE)」の機能を利用するために存在している。Passbookのカードとして登録されたクレジットカード情報はこのSE内に記録され、オンラインやアプリでの支払いに利用されることになる。Air 2がNFC機能そのものを持っていないのは、NFCアンテナが存在しないことと、iPhone 6/6 Plusには見られた「AMS AS3923」というNFC通信を増幅するモジュールが存在していないことからも確認できる。
以上を踏まえた、iFixitの「iPad Air 2」における「分解・修理のしやすさ」を評価したスコアは10点満点中の「2」と、「かなり修理が困難」という位置付けになっている。iFixitによれば、まだ部分的に分解のしやすさは残っているものの、ディスプレイが1つのモジュールとしてまとめられたことにより、ガラス破損時の交換における他の部品を破壊するリスクと、一度に交換すべきモジュールが増えたことでのコスト増要因が大きいという。
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