2014年10月28日 07:00
東京都・聖蹟桜ヶ丘で「耳をすませば」のあの丘・坂を巡ってみた--写真33枚
の看板と映画ファンと地元の有志が設置した「青春のポスト」がある。さらに、その上の階にあたる京王ストア2階の前にはスタンプラリーができる案内マップがあり、誰でも自由に持ち帰ることができる。
この「青春のポスト」は2010年に設置されたもので、デザインは地球屋が元になっており、屋根の猫や壁に寄り添った自転車などにもファンの想いが詰まっている。ただし、ポストに投函したものは、実際には郵送されない。自分の夢や目標を記して投函し、その夢が叶ったらその報告をつづってまた投函しに訪れてほしいというもので、聖司と雫同様、"あなたの青春を見守る"というもののようだ。
○坂やロータリーは実在する!
映画では北口から図書館に続くが、実際は西口からスタート。映画公開当時と今とでは街の風景が違うが、雫が猫のムーンを追いかけた交差点や橋、坂道は今も変わらない。この橋は霞ヶ関橋といい、その下には大栗川が流れている。
なお、駅から始まるスタンプラリーの2カ所目は、霞ヶ関橋に続く通りに面するファミリーマート。ひょっとしたら、映画で雫が友達の夕子との待ち合わせに使っていたのもファミリーマートだったのと関係があるのかもしれない。