くらし情報『スマホシフトは着々と - ヤフー 2014年2Qは増収減益』

2014年10月30日 11:30

スマホシフトは着々と - ヤフー 2014年2Qは増収減益

スマホシフトは着々と - ヤフー 2014年2Qは増収減益
ヤフーは10月29日、2014年度第2四半期の決算説明会を開催した。同四半期の売上高は前年同期(1007億円)に比べ2.5%増の1033億円であったものの、eコマース新戦略やセキュリティ強化、ビッグデータ関連の減価償却費の増加により、営業利益は460億円と、前年同期(498億円)の7.6%減にとどまった。なお、2014年度通期見通しは増収増益を想定している。

今期業績についてヤフー 代表取締役社長 宮坂 学氏は「2013年7月-9月期(前年同期)からのeコマース新戦略が一巡するまでは成長率が落ち着くが、今回で1年回った。広告売上高の成長率は、プレミアム広告の成長率が鈍化しているものの、YDNが引き続き好調だ」と語り、成長率についてはヤフオク!やYahoo!ショッピングの手数料無料化による減収効果が今期で終わることを強調した。

広告関連売上では、ディスプレイ広告がYDNの好調ぶりから18.2%の伸びを示す一方、検索連動型広告は1.7%増と小幅な増加にとどまった。これは、スマートフォン経由の売上が大きく伸びたものの、PCが減少し、全体として小幅増にとどまったのだという。

スマートフォンの伸長ぶりはデバイス別広告売上高増減にも表われており、スマートフォン広告売上高が14年度上半期で前期比174億円の大幅な増収を記録する一方で、その他広告売上高が87億円のマイナスとなっている。

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