くらし情報『列車ダイヤを楽しもう (17) 秋田新幹線「こまち」、普通列車を追い越すのはどの列車?』

2014年11月2日 08:30

列車ダイヤを楽しもう (17) 秋田新幹線「こまち」、普通列車を追い越すのはどの列車?

いわゆる運転停車である。

神宮寺駅と峰吉川駅の間も「こまち」同士のすれ違いがある。12時30分頃の神宮寺駅を見ると、普通列車が対向列車の「こまち」の通過を待っている。本来は独立した線路だけど、この区間だけは在来線・新幹線の双方が線路を譲り合っているとわかる。

さて、第1の関心だった「走行中の追い越し」も、列車ダイヤで明らかになった。同じ向きで走っている列車が、速度、つまり傾きの違いでクロスする部分だ。秋田駅6時8分発の「こまち6号」は、和田駅と大張野駅の間で普通列車を追い越す。秋田駅8時10分発の「こまち12号」は、秋田駅を発車してすぐに、1分前に発車した普通列車を追い越している。
もし普通列車がちょっとでも遅れたら、同時発車の場面を見られそうだ。

下り列車では、「こまち9号」「こまち19号」「こまち21号」「こまち29号」などが、和田駅と四ツ小屋駅の間で普通列車を追い越す。筆者が目撃した追い越しシーンは「こまち29号」だったようだ。「こまち」の走行中追い越しは時刻表を見ても予想できる。しかし、列車ダイヤを作ると、区間まで絞り込んで予想できる。

もっとも、これは時刻表から読み解いた列車の動き。

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