2014年11月4日 09:00
NetApp、Insight 2014で「FlashRay」の実物を展示
米NetAppは、先週米国ラスベガスで開催した同社イベント「Insight 2014」で、オールフラッシュアレイ「FlashRay」の実物を展示した。
「FlashRay」は、オールフラッシュ ストレージ アレイで、フラッシュ ストレージ専用に開発された「Mars OS」を搭載している。Mars OSはLinuxをベースに開発され、フラッシュに最適化されており、ワークロードが増えてもレイテンシーが1/1,000秒以下に抑えられ、ほとんど上がらないのが特徴。シングルノードでは25万のIOPS(1秒あたりのI/O回数)を実現する。
また、ディスクに書き込む前に重複排除を行うインライン重複排除機能を搭載し、フラッシュの寿命を延ばす工夫がされている。4Uシャーシ1台にコントローラ1台を搭載可能で、16Gbのファイバ・チャネル(FC)を4ポート搭載。SANストレージとしての利用を想定している。
ストレージとしては480GBのcMLC(クライアントマルチレベルセル)を24台搭載(DS2246の場合、ユーザーが利用できるは7.71TiB(1TiB=1,099,511,627,776バイト))可能。