2014年11月4日 09:00
NetApp、Insight 2014で「FlashRay」の実物を展示
容量を追加する場合は、コントローラを含めたノード単位で追加する、スケールアウト型テクロノロジーを採用する。同社では、今後Mars OSとData ONTAPを緊密に統合する予定で、互いのデータの移行をサポートする予定だ。
「FlashRay」は、9月から一部顧客に限定出荷され、一般提供開始は2015年の予定だ。なお、価格などの詳細は、一般提供が開始時に発表する予定。一般提供に向けては、ハードウェアはすでに完成しており、今後ソフトのブラッシュアップを図っていくという。
すでに日本でも2社(顧客とパートナー)に出荷され、導入に向けたテストを実施している段階だという。主に、データベースとVDIの高速化に利用される予定だ。
○静音タイプのFlexPod
また、会場には、CiscoのUCSサーバ、Nexusスイッチ、NetAppのストレージを組み合わせたクラウド基盤「FlexPod」において、シュナイダーエレクトリックのラックを利用した静音タイプの「FlexPod Express with Schneider Electric」を展示、中堅企業やブランチオフィス向けの製品で、学校なのでの人気が高いという。