くらし情報『イノブータン王国にカシオペア連邦…日本にある架空"国家"の実態に迫る!』

2014年11月4日 11:00

イノブータン王国にカシオペア連邦…日本にある架空"国家"の実態に迫る!

平成4年(1992)にカシオペア連邦が誕生した後は、カシオペアの名を冠したグループが相次ぎ誕生し、ゆるやかな運動体として地域住民主体の活動が行われている。

地域づくり若者グループ「カシオペアアカデミー」が創作劇を上演するほか、5市町村を回る「カシオペアラリー」や「まちづくりアイデア・コンペ」を実施。ミニFM局「カシオペアFM」もあれば、「カシオペア連邦農業振興PMJ基金プロジェクト」という、農と福祉の連携や産地育成のチャレンジをサポートする事業も進行中である。

極めつけは、「カシオペア連邦局おもてなし課長」プロジェクト。この地域には目立った観光地は少ないが、歴史・文化や食などに個性的な地域資源が多い。特産の雑穀を用いた「そばかっけ」や「麦かっけ」(かっけとは麺の一種)、たかきび粉、もちあわ粉、いなきび粉などで作る「へっちょこだんご」などがその代表的なものである。

こうした地域の資源を発信していく地域住民13人が「おもてなし課長」となって、日常生活を通じて地域の魅力を訴求していく活動を担っている。カシオペア連邦という新たな名称は、空に輝く星のように、過疎などに悩む地域の住民にとっての輝かしい光となり、大きな勇気と元気を与えているようだ。

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