2014年11月4日 21:06
"脱法的行為"と指摘された「ドコモ光パック」に孫社長がコメント
と回答した。
ただ、ソフトバンクモバイルでも10月31日、NTT東日本・NTT西日本が提供する光回線サービスとスマートフォンをセットで契約することで、ソフトバンクのスマートフォンなどの通信料から一定額を割り引くセット割引を提供すると発表している。これについて孫社長は「光ファイバーと携帯電話をバンドルしてセット販売すると、結果的にNTTさんに利することになる。やや悲しい気はしますが、お客さんにサービスを提供するのに必要とあらば、現実をみながら対応します」と説明した。ソフトバンクとしては苦しい施策だったようだ。
孫社長は、次のようにも語った。「ADSLのメタル回線では、1回線ごとに回線の卸売りを受けて、他の事業者もフェアに使えるようになっている。ところが光ファイバーに関しては、なぜか8回線分まとめて買うしかない。
皆さん、新幹線のチケットを買うのに8枚まとめてしか買えなかったら、どうしますか」。ここで、新幹線を利用した旅行のパックツアーに例えると「JRが経営している緑の窓口(NTTドコモを想定)なら、新幹線のチケットが1枚ずつ買える。でも、旅行代理店(ソフトバンクやKDDIなどを想定)では、8枚つづりでしか買えない。