2014年11月5日 17:04
「iOS 8+OS X Yosemite = ∞」かも? 連係操作が便利な理由(2)
テキストファイルは注意が必要だ。『メモ』はパソコンで一般的なシフトJISに対応しないため(送信には成功するが文書リストに現れない)、文字エンコード形式にUTF-8を適用したファイルを送信しなければならない。これはPagesに対し送信した場合も同様で、MacからiOSデバイスへの送信するテキストファイルは原則UTF-8ということになる。
音楽ファイルは、標準装備の『ミュージック』がAirDropに対応していないため、M4AやMP3、WAVといったシステム標準で対応しているはずのフォーマットを送信しても受信側の候補に『ミュージック』が現れない。楽曲管理はiTunesとiTunes Storeに集中させたいAppleの意向があるのだろう、いずれにせよMacからiOSデバイスへはAirDrop経由で楽曲を転送できない。
iOSデバイスからMacへ
iOSデバイスからMacへのファイル送信はかんたんだ。『写真』や『メモ』など共有ボタンが用意されたアプリで、送信したいコンテンツを開いているときに共有ボタンをタップ、現れた候補の中から送信先を選べばいい。Mac側はBluetoothと無線LANをオンにしておくだけでOK、Finderウインドウを開いておく必要はない。