2014年11月6日 00:00
開発中の「VAIO Prototype Tablet PC」、ソニーストア大阪で一般向け初公開
その後、写真家やイラストレーターなどとの連携を開始。アドビとも連携を行い、デザインや機能を研ぎ澄ましていった。
こうしたソニー時代からの取り組みが、「VAIO Prototype Tablet PC」につながっているという。
そして、「『VAIO Prototype Tablet PC』が目指すゴールは、クリエイターにデスク外の第2の場所で、プロレベルの創作を支援することにある」と位置づけた。まずはAdobe MAXで、「VAIO Prototype Tablet PC」を公開したのも、クリエイターを対象にするという明確なターゲットを持った製品であったからだ。
伊藤ダイレクターは、「Adobe Maxは、クリエイターに使ってもらうことで、我々が研究開発してきたものが正しかったのかどうか、どう改善すればいいのかを確認する場でもあった」としたほか、「自動車メーカーはコンセプトカーを開発し、レーシングドライバーによって細かいフィーリングを突き詰めていくが、『VAIO Prototype Tablet PC』もそれと同じ役割を持った"コンセプトPC"といえるもの。クリエイターに利用してもらい、次のPC、これからのPCはどうあるべきかを突き詰めていくことになる」