くらし情報『11月11日は中国の若者たちが恐れる「光棍節」! - 自虐・嘆き・セールあり』

2014年11月7日 09:55

11月11日は中国の若者たちが恐れる「光棍節」! - 自虐・嘆き・セールあり

11月11日は中国の若者たちが恐れる「光棍節」! - 自虐・嘆き・セールあり
日本では最近、11月11日は某お菓子の日として知名度が高まっているが、中国でも同じく最近急激に知名度が上がってきた記念日がある。それが「光棍節」だ。

○おひとり様をなぐさめるセールも

「光棍」とは独身を表す言葉。「棍」とは棒のことで、4つも棒(1)が並んでいる11月11日がめでたく光棍節と制定された。なお、本数の少ない1月1日は小光棍節、1月11日と11月1日は中光棍節と呼ばれている。

この日が「独身の日」とされたことにはといくつかの説がある。つまり、よく分かっていないということなのだが、有力なのは1990年代に南京大学の学生が言い始めたという説だ。この記念日の社会的な認知度が上がってきたのはここ数年のこと。
ネット通販大手各社がかわいそうなフリーの若者たちに向け、「光棍節セール」という大幅値下げセールを始めるようになってからのことだ。

一人っ子政策のあおりを受けて圧倒的女子不足の中国で、シングルの若者たちが自虐的にこの日を祝い続けている。

○「もうひとりで光棍節を過ごしたくない」

中国版ツイッター「ウェイボー」には、この日を目前にした若者たちの悲しい声があふれている。

「昔は22歳で結婚して子どもを産んでって思ってたんだけど……21回目の光棍節を過ごすことになったわ…」

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