2014年11月9日 09:00
スバル新型レガシィ「アウトバック」「B4」に絞って販売するねらいとは?
これまで、ツーリングワゴン・B4・アウトバックの売上比率はおおむね5:2:3でしたが、ツーリングワゴンとアウトバックで迷うお客様が多く、どっちつかずの状態になっていました。SUV人気が高まりつつあるいまだからこそ、新型はアウトバックに絞ろうということになりました。
--新型「レガシィ」のターゲットとしては、どういった層を想定していますか?
松本氏 新規のお客様を掘り起こすというよりも、既存のユーザーの方々をおもなターゲットとして考えています。5代目の「レガシィ」シリーズにお乗りいただいているお客様にアンケートを取った結果、現在のボディサイズに満足しているという回答が7~8割にのぼりました。そこで、サイズはあえて大きくして、そのゆとりを「ヘキサゴングリル」「ホークアイヘッドランプ」といったデザイン面の強化に使っています。
--世代的にはどの層を狙っているのでしょうか?
松本氏 子育てが一段落したファミリー層を中心とした、昔からの「レガシィ」ユーザーの方々にお乗りいただけるのではないかと考えています。年齢的には50代前後の方々が主要層となりますが、この世代の方々にとって、「レガシィ」