2014年11月10日 14:38
レノボ、新WS「ThinkStation P700/P900」のコダワリを解説 - 洗練した冷却機構やモジュラー設計はまさにハイエンドの出来
実際、ThinkStationでの技術開発、ユーザーフィードバックが、同社の中でコンシューマ製品の開発に活かされた事例も多くあるとの事だ。ついでに、直接的な実利の面でも、ワークステーションは収益性の面で優れているという側面もある。
そのような注力環境の中にあって、今回同社が改めて「次世代ワークステーション」とアピールして投入する製品が、今回のThinkStation P700とP900だ。ThinkStation Pシリーズ自体は、直近の前世代で言えばThinkStation D30/C30/S30/E30といった、アルファベットに2桁の数字を足した世代の製品から設計を一新し、既にThinkStation P300/P500が今年第2四半期に登場し立ち上がり済みのシリーズ。ただ、P300/P500が前世第に当てはめるとエントリーからパフォーマンスクラスを置き換えるモデルだったところ、今回のP700/P900は、前世代でカバーしていた領域を超える"超"ハイエンドまでもカバーできるラインナップとして位置づけられる。それだけに、P700とP900の実現したスペック、投入された各種技術は見どころが多い。