くらし情報『レノボ、新WS「ThinkStation P700/P900」のコダワリを解説 - 洗練した冷却機構やモジュラー設計はまさにハイエンドの出来』

2014年11月10日 14:38

レノボ、新WS「ThinkStation P700/P900」のコダワリを解説 - 洗練した冷却機構やモジュラー設計はまさにハイエンドの出来

大柄なきょう体まるごと、ThinkPadのような落下テストや、振動テストを実施する。ほかにも電磁波の測定や、静電気への耐性、粉塵や高温環境での動作確認など様々なテストを経て製品化されており、その結果、ThinkStationの故障率が競合比で優位というデータも得られているという。

また、冷却面での強化、効率化も特徴となる。ワークステーションでは、安定動作にCPUやHDDの強力な冷却が必要でありながら、サーバなどと違い、欲を言えばユーザーが快適に利用するための静音性も求められる。第一が性能と安定であるため、静音性は犠牲になりがちだが、今回のThinkStationでは、新たに「エアーバッフル」と呼ぶ冷却の仕組みを盛り込むなどし、それらの両立を目指した。

エアーバッフル方式の冷却では、従来の製品で採用していた、フロント部3系等からフレッシュエアーを取り込む冷却機構「Tri-Chaneel」を進化させ、各取り込み経路からのエアフローを、内部パーツの冷却ブロック3系等毎にそれぞれ、複雑に整流板を組み合わせたダクトで区切ることでストレートに排気する。パーツを冷却し暖まったエアーが内部を循環し、他のパーツの温度を上げてしまうことが無くなり、多くの冷却ファンが無ければ冷やせなかったワークステーションでありながら、P900ではたった3個ファンでの冷却が実現した。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.