くらし情報『自閉症スペクトラム症の人は同じ症状の人に共感する - 京大が確認』

2014年11月11日 15:27

自閉症スペクトラム症の人は同じ症状の人に共感する - 京大が確認

自閉症スペクトラム症の人は同じ症状の人に共感する - 京大が確認
京都大学(京大)は11月6日、自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:ASD)の群と発達障害のない群に対し、ASDの行動パターンを行う人物を記述した(定型発達)文と、ASDではない一般的な行動パターンを行う人物を記述した文を読んでもらい、自分に当てはまるか、自分と似ているかを判断してもらう際の脳活動をfMRI(機能的磁気共鳴画像法)を用いて計測したところ、ASDの群はASD特徴がある人物を判断する際に、共感や自己意識と関連する脳部位が活動していることを確認したと発表した。

同成果は、同大の米田英嗣 白眉センター特定准教授、福井大学の小坂浩隆 特命准教授、同 齋藤大輔 特命准教授、ノースウェスタン大学の間野陽子 研究員、ジョンミンヨン 連合小児発達学研究科院生、国立精神・医療研究センター病院精神科医員の藤井猛氏、鳥取大学の谷中久和 特命助教、金沢大学の棟居俊夫 特任教授、国立精神・神経医療研究センターの石飛信 室長、大阪大学教授で福井大学特任教授でもある佐藤真氏、福井大学の岡沢秀彦 教授らによるもの。詳細は「Social Cognitive and Affective Neuroscience」

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