グローバルビジネスにおける人材育成とは - 「Executive HR Seminar 2014」開催
そうした人材を「グローバル人材予備軍」とし、業務上の経験や先輩上司の薫陶、外部の研修などによりグローバルマネージャーへと育成。その際、経験が70%、薫陶が20%、研修が10%の割合で重要になるという。
こうしたグローバルマネージャー論を展開したのち、アルーの「人材育成ソリューション」を紹介。インドやインドネシアなどに受講者を派遣し、英語を話す現地スタッフ2名(英語人材)をマネジメントすることでグローバルにおける実務能力を身につける「Servant Leadership Program」や、2カ月間、フィリピンでビジネス英語を学ぶ「ALUGO BOOT CAMP」などを解説した。
最後に講演したのは、IHI顧問 昼間祐治氏。昼間氏は、IHIがブラジルやロシア、アメリカで展開する事業を解説。実際の海外事業について紹介することで、グローバルで活躍できる人材がいかに大切かを説いた。また、IHIのグローバル人材の育成方法についても語った。
ビジネス英語の講師を社内に常駐させ、海外事業に関わる従業員の英語力を向上させる「英会話ブース研修」や、毎年6週間にわたり若手社員をインドに派遣する取り組みなどを紹介した。