鈴木拡樹、時代劇×特撮に挑戦!?『死神遣いの事件帖』は新しい世界観
また、同じグループ会社の部署違いでやっているというのが、面白い企画だなと思いました。顔合わせの日にも、普段はお仕事上でそんなに絡むことがないとおっしゃっていたので、新しい感覚だなと。
――作品にもどこか東映さんの特撮の雰囲気も漂っていますよね。
それが「ムビ×ステ」としての売りの一つなのかなとも思います。特撮のプロの方が時代劇に挑戦しているというのが、面白い。僕も以前ゲストで『仮面ライダーディケイド』に出させていただいたんですが、現場の空気が特別なんですよ。爆破シーンがあったりもするし、特撮の現場でしか味わえないような非日常的な感覚があり、ワクワクします。
――時代劇という意味でも非日常的な感覚はありましたか?
そうですね。
ただ、単純に時代劇と特撮を足したというだけのものじゃない、複雑さのある作品です。撮影中も思っていましたが、完成作を見ても新しい世界観で、他の作品にはない、色々なジャンルの混ざり方をしていると思いました。歴史物としても、旗本や水野組が出たりと、しっかり徳川三代目の時代を描いていて、史実に沿った上でのif的なストーリーになっているのかなと思います。――鈴木さんもこれまで色々な時代を描く作品に出られていて、鈴木さんの出演作をつなげると日本の歴史ができるのではないかと…。