2014年11月24日 06:00
中国4大料理「広東料理」のミシュラン級激ウマ店は香港の路面店にあり!?
オーダーが入ったら、65度のぬるま湯で25分ゆでてできあがり。ナイフを入れたとたんにするっと切れるほどのほどよい弾力と、海老の風味を活かしたやさしい味付け。食感と味覚を驚かす、見事な調和なのである。
○広東料理の神髄"シンプル・イズ・ザ・ベスト"
一方、もうひとつの名物料理が「冬瓜蒸原隻鮮蟹鉗」(冬瓜とカニ爪の蒸し物)270香港ドル(約4,100円)。こちらもよく洗った蟹を、氷水につけて3時間冷蔵庫で寝かす。冷蔵庫から取り出した後、まわりの甲羅をたたいて中身を崩さないように丁寧に取り出すのだ。味付けは塩少々に紹興酒のみ。冬瓜は中華のベースとなる上湯スープのあんかけでいただく。
新鮮な食材は鮮度をあげれば、味はシンプルでいい。これがシェフが何十年も伝統料理で培ってきた腕の見せ所なのだ。コストがかさんでも食材は妥協しない。いい食材あってこそ、だという。"シンプル・イズ・ザ・ベスト"。新鮮な素材に繊細な味付け、これが広東料理の醍醐味なのだ。
桃花源小厨 Tim’s Kitchen
※1香港ドル=15.2円で換算。記事中の価格・情報は2014年10月取材時のもの
『今すぐ吐き出して!』乳児の息子を預けると…義母が“衝撃の食材”を与えていた!?⇒【絶対やめて】女性のドン引きする行動