くらし情報『営業の現場(三菱商事)を支えてきたプロセス重視のエキスパートが語る! 業務改善の進め方』

2014年11月25日 10:16

営業の現場(三菱商事)を支えてきたプロセス重視のエキスパートが語る! 業務改善の進め方

1990年からは大三川氏は某支店に赴任し、大手造船所を担当。翌年から5年間はフル操業という第二次造船ブームの中、従来の業務改善経験を活かしてシステムの構築を図り、事務処理業務の効率化を実現した。その後1996年に東京に転勤しIT関連の業務に就いたが、2004年に三菱商事SI子会社出向中にかつて勤務していた支店の取り扱いが急増し、残業が増えシステム化を検討したいとの相談をうけることになった。しかし、話をよく聞くと約8年の間に大三川氏在勤当時のスタッフの多くが転勤や退職で職場を離れてしまい、構成人員の多くが変わってしまっていた。また、その前の数年間は取扱量が少なく、支店の情報システムが持つさまざまな機能を使う必要が無かった時期が続いたために、ノウハウが適切に引き継がれていないことが判った。システムを効果的に利用することができなくなり、結果として膨大な残業時間が発生してしまっていたのだ。

○業務プロセスの可視化で生まれる、数々のメリット
その時は業務プロセスの可視化支援と情報システムの本来の使い方を伝えることで事なきを得たが、「少ない人数で相当量の仕事を回せる体制を構築したはずなのに、それが適切に引き継げる体制を自分が残していなかった」

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