2014年11月25日 12:25
現役理系学生に聞いた!! “理系”に強くなる漫画とは?
との声もあり、何度でも読めて、知れば知るほど数学が楽しくなるところもおすすめポイントのようだ。
数学書籍として異例の大ヒットを記録した人気小説をコミック化。同じ高校に通う3人の男女が数学を通して交流を深め、次第に恋心も深めていく。各話ごとに「フィボナッチ数列」や「素数」といった数学用語、定義や定理の考え方などの数学理論が語られ、登場人物と共に学べる内容になっている。漫画版では主人公の“僕”に加え、テトラちゃんの心情も描かれ、青春漫画としてのクオリティも高い。
○頭の体操にもピッタリ!『9のパズルと魔法使い』
続いて、『9のパズルと魔法使い』も「理系的要素が多い漫画」とのこと。「ネットのゲームやSNSに意識をダイブさせる設定はいつか実現しそう」と関心が高く、「デジカメに応用されている顔認証の仕組みも勉強になった」という。
作中に登場するパズルについては、「パラドックスのように難解なモノが多いけど、頭を整理するのに最適」といい、「研究の合間に漫画と同じように紙に書き出してチャレンジした」人も少なくないという。
ただ、中には「この漫画を知らなかった後輩に、絶対に解けないサム・ロイドのパズルを出題して悩ませた」