2014年12月4日 20:21
従来製品の2倍のスループット「WatchGuard Firebox M400/M500」
「セキュリティ的にいいことのように見えるが、トラフィックの中身が見えないということは、それを検査する必要が出てくる。そこで我々は、暗号化処理やトラフィック検査のための新製品を投入した」(堀江氏)
「スマートフォンの利用でトラフィックがグローバルで増加している。当然、手軽に利用できるアプリも多様化しており、企業内ネットワークはアプリをどのようにコントロールするかが課題となっている。多くのトラフィックはSSLによる暗号化が行われており、最近ではSSLトラフィックが以前の2倍にまで伸びているとのアカマイ調査もある。
SSLトラフィックの問題点は、中身が見えないことで、知らないうちにマルウェアを企業内へ引き入れてしまうこと。また、引き込んだあとのC&Cサーバーへの接続も見えないことがほとんどだし、P2P通信も暗号化されている。暗号化通信の検査は必須」(正岡氏)
新製品は従来の2倍のスループットをたたき出すだけではなく、他社製品との比較でも軒並み好成績を挙げているという。競合製品の一つとは性能が近いものの、ウォッチガード製品の価格はわずか1/9となり「ROIが非常に高い」(堀江氏)。