くらし情報『APIで拡がるオンラインストレージの次世代プラットフォーム』

2014年12月8日 07:00

APIで拡がるオンラインストレージの次世代プラットフォーム

コンシューマー向けであれば、無料から気軽に利用できるサービスも多い。今回のレポートでは、これらコンシューマー向けのサービスが、ビジネスの現場においても利用が進んでいる実態が明らかになった。だがこの現状を「セキュリティの観点からは、非常に危険な状態と言わざるを得ません」と佐々木氏は警鐘を鳴らす。

コンシューマー向けサービスを業務で使用する場合、以下のようなリスクが存在する。
・「誰が、何時、何処に、何を送ったか」が分からない
アクセス制限もなく、送受信の管理もできない状況で利用されてしまうと、社内のファイルは持ち出し放題となってしまう。

・ITリテラシーが高い従業員ばかりが利用するとは限らない
かつて、中央官庁の内部情報がクラウドサービス上で公開状態になるという事件があった。初期設定が「全て公開」だったことに気が付かないまま利用を続けていたことが原因。ITに慣れていない人が利用する場合、このような事故が起きてしまう可能性がある。
・利用規約がビジネスの利用にそぐわない
一部のコンシューマー向けサービスでは、アップロードされたファイルの所有権は運営会社にあることが規約に明記されている。さらにこれらの規約は、運営側の都合でいつでも自由に変えられてしまう。

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