2014年12月8日 07:00
APIで拡がるオンラインストレージの次世代プラットフォーム
ビジネス上の重要なファイルを預けるには危険である。
「企業が業務で利用するには、安全で堅牢なシステムである必要があります。そのためには、やはりコンシューマーサービスではなく、ビジネス用のサービスを利用すべきです」(佐々木氏)
○APIの活用により様々なシステムと連携が可能に
「私たちは、ファイル転送やオンラインストレージサービスの提供をはじめて8年になります。その間に、お客様のご要望も随分と変わってきました」(佐々木氏)
かつてと比較すると、業務で利用する基幹システム、CRMや各種クラウドサービスなど、企業がビジネスで利用するシステムの数や種類は格段に増えた。「これからのファイル転送やオンラインストレージは、これら様々なシステムやサービスと、同じセキュリティ基盤の上で連携していくことが求められます。そのために私たちは、アプリケーション開発ベンダーからクラウドサービス事業者まで機能の追加にGIGAPODを利用できるAPIの提供を行っています」(佐々木氏)
GIGAPOD APIには、認証、ユーザー情報、ファイル参照、アップロード、リンク作成・取得などの機能がある。これらを用いて、各種システムやサービスにオンラインストレージとしての機能を付加することができる。