成長の鍵は日本に有り!! - IDMのトップ10入りを目指すON Semicondutor
とし、オートモーティブにフォーカスし、ポートフォリオを活用することで、監視/セキュリティ、産業スキャナ、民生、モバイル、IoTなどにも展開できる品質の製品が提供できるようになったとする。
中でもセキュリティはオートモーティブで求められる要件にかなり近い性能が要求されるとして、オートモーティブはもとより、そうした監視カメラ用途などでも求められる低照度性能を向上させた1080pセンサを近々市場に投入する計画であることを披露した。具体的には0.5lux以下の照明の中でも見えるカメラを実現するイメージセンサになるという。また、ハイダイナミックレンジ(HDR)についても、LEDのフリッカーノイズの軽減、特に自動車のLED照明のフリッカー対策が重要になるとの考えから、LEDフリッカ軽減処理を行うことで、よりはっきりと車体を認識することが可能になる次世代製品の開発を進めているとした。
そして日本法人を率いる雨宮隆久氏は、2013年に開設した成田のグローバルディストリビューションセンターを拡充し、年間15~20億個を捌く体制を構築したこと、ならびに新潟工場のプロセスラインの対応製品の拡充、そして営業人員の再配置などを2014年に行ってきたことを説明。