2014年12月15日 11:30
年間売上高20億ドル規模の新半導体企業が誕生 - CypressとSpansionが経営統合に関する説明会を開催
を目指すということだ。あらためてSpansionの現在の売り上げをまとめたのがこちら(Photo07)で、やはりNOR FlashとNAND Flashが同社の大きな稼ぎ頭になっていることが判る。一方のCypressの売り上げはこちら(Photo08)で、一番大きなのがSRAMやnvRAM/FRAM、ついでPSoC/CAPSense、最後がUSBコントローラやPSoC BLE/PRoC BLEということになる。これらを単純に合算した、合併後の売り上げ比率はこんな感じになる(Photo09)。少なくともこれを見る限り、特定の分野に偏らない、バランスの取れた売り上げという風にも思える。
ちなみに直近の売り上げ予測と、合併3年後の予測はこんな具合(Photo10)。粗利を現在の42.2%から50%まで引き上げると共に、若干の経費削減によって経常利益を現在から倍増しよう、というなかなか意欲的な計画である。
さて、説明に関してはだいたいこのような感じであるが、以下質疑応答からいくつか。
まず新会社では、すべての製品はCypressブランドで販売されることになる。なので、これまでは"Spansion NOR Flash"だったのが、"Cypress NOR Flash"になる訳だ。