2014年12月19日 13:00
NTTとNTTデータ、日本企業初のApache Hadoopのコミッタ3名を輩出
「HTraceの開発」などが紹介された。Hadoopコミュニティへの貢献の度合いは「解決済みissueの数」や「貢献コードの行数」を指標に測ることができるが、2014年上半期において、同社はいずれも世界第4位につけているという。
鰺坂明氏は2011年入社で、「OfflineImage Viewerの拡張」「Hadoop 2のドキュメント整備」などに取り組んできた。小沢健史氏は2010年入社で、YARNの「高可用化」「処理基盤間のインタフェースの整備と実装」「致命的なバグ修正」などに取り組んできた。岩崎正剛氏は2002年入社で、HTraceの「モジュール開発」「トレーシング機能をHDFSに追加」などに取り組んできた。
濱野氏は、今後の活動目標について、「オープンソースのデータベースソフトであるPostgre SQLやMySQLがそのまま使えるクオリティであるのに対し、現在のHadoopは手を入れないと使えないと言われている。今後、単体で利用できるクオリティのものを提供していきたい」と説明した。
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