2014年12月21日 18:55
デノン、フルデジタルアンプ「PMA-50」をポタフェス2014でお披露目 - aptXコーデックのCSR社と開発
また、デノン独自のアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing」も搭載。入力された音楽信号を32bitにアップコンバートするなどして、デジタル音源をより滑らかなアナログの原音に近づける。Bluetooth利用時でもAdvanced AL32 Processingは有効に機能するとのことだ。
そのほか、PCからのノイズを遮断する「デジタルアイソレーター」技術を採用し、NFCにも対応。きょう体には、3mm厚アルミ素材を用いた堅牢設計となっている。
続いて、オーディオ評論家の野村ケンジ氏、PMA-50の開発者であるデノン(D&M)の山内慎一氏、そしてCSRの大島勉氏によるトークセッションが行われた。
野村氏はPMA-50について、フルデジタルにすることでコンパクトなサイズにまとめながら、「実売6万円前後と予想するが、10万円クラスの音を鳴らす」と評価。「ライバルが多くひしめくジャンルだと思うが、縦置き(も可能な)スタイルがユーザーにどう受け入れられるか注目していきたい」と語った。
大島氏は、音質に悪影響を及ぼすノイズなどの要因を独自の方式で取り除くのがDDFAの特徴であると、CSRの技術に自信をみせた。