2014年12月22日 11:14
法人はタブレット端末導入に前向き、キャリア満足度はKDDIが首位 - 日経BP
○データ端末の総合満足度はソフトバンクモバイルが首位
続いて、データ端末の注目度を見ていこう。首位はソフトバンクモバイルで、前回調査から約10ポイント上昇。また個別の項目別評価においても「月々の利用料金」「法人割引サービス」「法人向けサービス/ソリューション」「端末(性能・機能等)」「法人営業担当の対応」「アフターサービス・サポート体制」の6項目で1位となった。
これらのうち「アフターサービス・サポート体制」以外の5項目は、スコアが10ポイント以上高くなった。また「データ通信速度の速さ」も約10ポイント上昇し、165Mbpsの高速モバイルWi-Fiルーターの提供などが満足度向上に貢献した可能性が高い。
企業が負担する1人当たりの音声端末の月額負担料金は6,523円。昨年から約1,000円の大幅減少となり、新料金プランの影響が見られる結果となった。特にNTTドコモが昨年の8,367円から6,818円となり、1,549円の大幅な減少となった。
同社が2014年4月から提供を開始した「カケホーダイ」「ビジネスシェアパック」で利用料金が低下したと見られる。KDDIとソフトバンクモバイルも、NTTドコモに追随し同様のサービスを提供したことで、全体平均が1,000円規模で下がった。