2015年1月2日 11:00
Apple Watchの技術やWi-Fi callingなど5つの注目トピックス - 2015年のスマホはこれに期待(第1回)
VerizonやT-MobileなどのVoLTE対応キャリアで使っている場合、LTEの設定を「データのみ」から「通話とデータ」に切り替えられる。
またWi-Fi CallingはT-Mobileなどがサポートする、自宅などのWi-Fiを経由してケータイにかかってくる通話を行う仕組みだ。さほどカバーエリアが充実していなかったり、いわゆるプラチナバンドを持っていないキャリアは室内の通話品質に苦しんでいる。そこで、Wi-Fiが拾えて自分の電話番号と紐付くSIMが刺さっていれば通話ができる仕組みを実現したのがWi-Fi Callingだ。
特に後者はアプリで通話をするIP電話のような活用ができるが、一般の電話番号とスマートフォン本体の通話機能が使える点がアドバンテージだ。
●Apple Watchの技術とIoT
○S1、Force Touch、Taptic Engine
次のテーマは、S1、Force Touch、Taptic Engineの3つだ。すなわち、Apple Watchの中で注目している技術である。
S1は数世代前のスマートフォンの構成要素を1つのパッケージの中に収めて、時計の中に封入したようなものだ。