2015年1月7日 21:54
CES 2015 - CESが開幕、初日講演でIntelのKrzanich CEOが未来を語る「あらゆるモノにインテリジェンスを」
モジュールのサイズは"ボタン"と同等で、コイン大のバッテリで駆動する。今年後半に出荷を予定し、リアルタイムOSを含む開発キット「IQ Software Kits」も用意する。
Curieを用いることで、時計はもちろん、「指輪など装飾品、衣服などに組み込んで様々なウェアラブルが可能になる」とする。その証拠に、Curieデバイスの開発でコラボレートする企業のなかには、服飾関連の企業が含まれている。さらにアイウェアで知られるOakleyからはCEOのColin Baden氏がゲストで登場し、Curieを用いたアスリート向けのメガネ型ウェアラブル端末の開発がスタートしたことが明かされた。
あわせて今回、特に大きくフォーカスされたのは、「Intel RealSense」モジュールの応用事例である。3Dカメラや深度センサを備えるRealSense技術によって、現実世界をデジタルで拡張して体験することができるものだ。これまでは、PCの操作をジェスチャ等で拡張する用途や、娯楽や教育寄りのARでの用途などが紹介されてきた。
同社はこのRealSenseの技術を、もっと広い分野で活用したいと考えている。