2015年1月29日 09:00
ディーラー店舗の点検にConMas i-Reporterを採用 - 現場で素早く報告書を作成、活用しやすいデータ収集が可能に
(井上氏)
●i-Reporterで報告書を標準化し、データ分析・活用の効率をアップ
以前の携帯電話を使ったシステムでは、サテライト担当者が店舗の写真を撮り忘れてしまうというミスが少なくなかった。しかしi-Reporterによって、撮影すべき写真が指示される仕組みを作ったことで、写真の撮り忘れがなくなり、報告書のレベルが均一になったと渡邊氏は語る。
「それまでは店舗で点検した結果を事務所に戻って報告していました。i-Reporterを使うことで、事務所に戻らなくてもiPadから報告できるようになりました。また現場での点検の際にも、次に何をどう撮るか、i-Reporterが順番に教えてくれるので、現場で迷うことがなく、撮り忘れの心配がありません。これまでは紙ベースの作業指示書を使っていたのですが、i-Reporterを使うようになり、点検に必要な建築関連の知識さえあれば、どのサテライト担当者でも一定レベルの報告書を作れるようになっています」(渡邊氏)
エンジニアリング部 グループ長の小林保貴氏も、i-Reporterによる報告書の標準化とレベルの向上が導入成果のポイントだとする。
「サテライト担当者によって報告書の写真の数が違ったり、レベルにばらつきがあったりといった点をお客様から毎年、指摘されていました。