2015年2月2日 12:55
レッドハット、OpenShiftを「Enterprise DevOps Platform」に位置付け
レッドハットは1月29日、PaaS戦略説明会を開催。米レッドハットのOpenShift製品部門副社長 兼 ジェネラル・マネージャー バダニ アシェシ氏がOpenShiftの最新動向を紹介した。
OpenShiftはレッドハットが提供するPaaS基盤構築ソフト。オープンソースプロジェクトの「OpenShift Origin」、その成果を取り入れた企業向けの「OpenShift Enterprise」、パブリックPaaSサービスとして提供する「OpenShift Online」の3分野で展開する。国内では、企業向けの「OpenShift Enterprise 2.1」を昨年7月にリリース。現在、「Docker」や「Kubernetes」技術を使ってアーキテクチャを刷新した「OpenShift V3」の開発が進められている。
アシェシ氏はまず、レッドハットにおけるPaaSの位置付けとして、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)による仮想化やOpenStackによるIaaS基盤構築、CloudFormsによるクラウド管理といったクラウドポートフォリオを構成する要素の1つだと指摘。