くらし情報『レッドハット、OpenShiftを「Enterprise DevOps Platform」に位置付け』

2015年2月2日 12:55

レッドハット、OpenShiftを「Enterprise DevOps Platform」に位置付け

IaaS、PaaS、SaaSというクラウドのサービスモデルで見た場合、より制御にフォーカスしたのがIaaS、より自動化にフォーカスしたものがSaaSであり、PaaSはのその中間に位置し、アプリケーション開発を迅速に効率的に行うのに適したサービスだと説明した。

「アプリケーション構築という点では、物理環境や仮想化環境は"手工業"だ。PaaSを利用することはこれを"量産ライン"に載せること。ハードウェアの調達や仮想マシンの配備など、15~20項目もあった工数のほとんどが削減できる。アプリケーション構築は、企画、予算確保、コーディング、テスト、稼働、自動スケーリングを行うだけで済む」(アシェシ氏)

市場動向としては、今後の5年のCAGRで物理環境が3%の成長率であるのに対し、IaaSとPaaSは30%の成長が見込まれているという。なかでも、PaaSはIaaSと比較して規模と利益率の面でより大きな成長が期待されており、ベンダー各社もPaaSへの取り組みに力を入れている。ユーザーの利用意欲も強く、たとえば、ゴールドマン・サックスが昨年行ったCIO向け調査では、パブリックPaaSとして3年後にどのサービスを使っていると思うか聞いたところ、Microsoft Azure、Salesforce1、Google App Engine、AWS Elastic Beanstalkを挙げるCIOが多かった。

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