2015年2月4日 13:53
親子で過ごす時間が長いほど、子供の言語機能の発達を増加させる - 東北大
と関連していることが確認されたという。
さらに、言語理解指数や年齢は、これらの同定された領域と同様の領域において、局所の灰白質量と負に相関していることも確認されたとしている。
ただし、心理的関連や縦断的変化に関しては、とくに小さい子供ほど親子で過ごす時間が長いことが影響するという証拠は得られなかったとするほか、親子で過ごしたさまざまな内容別の頻度の解析により親子でさまざまな内容の会話をより多くもっているという因子が親子で過ごす時間と同じような言語性理解指数や、右上側頭回の局所灰白質濃度の横断的関連と縦断的変化への関係を示すことも判明したとしている。
なお、研究グループでは、今回の知見により就学期前だけでなくそれ以降の発達期においても親子で多くの時間を過ごすこと、会話を持つことが言語関連脳神経機能の良好な発達に重要であることが示唆されたと考えられるとコメントしている。
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