くらし情報『IPAの今月の呼びかけ(2月) - ソフトウェアを購入させようとする警告表示への対策』

2015年2月4日 15:08

IPAの今月の呼びかけ(2月) - ソフトウェアを購入させようとする警告表示への対策

IPAの今月の呼びかけ(2月) - ソフトウェアを購入させようとする警告表示への対策
IPAは、コンピュータウイルスや不正プログラムの状況分析から、「今月の呼びかけ」を発表している。今月は、警告表示などを行いソフトウェアの購入を誘導させるような事例について紹介している。具体的には、Webサイトの閲覧中に図1のような表示が行われる。

これ以外にも、ウイルスに感染している、パフォーマンスを改善させられるといった表示が行われることもある。ウイルスに感染しているという表示では、ウイルススキャンを行っているかのように見せかけ、感染しているウイルスなどが表示される。IPAによれば、2つのタイプの分類できるとのことである。

タイプ1:脆弱性を悪用してPCに入り込むタイプ(偽セキュリティ対策ソフト)
タイプ2:ユーザーが自分でPCにインストールするタイプ

図2は、IPAに寄せられたソフトウェアの購入を促すための手口に関する相談件数の推移である。

見ての通り、タイプ1については、2014年にはほとんど寄せられることがなくなった。
しかし、タイプ2については、依然として相談が寄せられている。IPAでは、タイプ2について、その対処方法などを紹介している。

○メッセージの正体と購入の誘導まで

図1のようなPCの性能が低下しているといったメッセージは、Webサイトのコンテンツの一部でPCが警告の通りに、なんらかの異常な状態にあることを示すものではない。

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