くらし情報『黒沢清監督、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞に喜びの声! 蒼井優&高橋一生も祝福』

黒沢清監督、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞に喜びの声! 蒼井優&高橋一生も祝福

(Variety)、「黒沢監督はこの作品で、新たな野心的出発を遂げる」(Screendaily)といったメディアの言葉が並んだ。

ヴェネチア国際映画祭の最優秀監督賞にあたる銀獅子賞の受賞は、日本映画としては2003年の北野武監督『座頭市』以来、17年ぶりの快挙。溝口健二監督が『雨月物語』(53)『山椒大夫』(54)で2度、黒澤明監督が『七人の侍』(54)、熊井啓監督が『千利休 本覺坊遺文』で受賞、と日本では5人目の受賞者となった。審査員のひとりクリスティアン・ペッツォルト監督は「大好きな作品です。オペラ的なリズムと画作りで政治ドラマを描く。このような作品には久しく出会っていませんでした。30~40年代の伝統的な世界を現代のスタイルで表現しています」と同作を絶賛した。
○黒沢清監督 コメント

スタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。
映画の可能性は無限なのだと、この歳になって実感しました。
○蒼井優 コメント

黒沢監督、銀獅子賞受賞おめでとうございます。ケイト・ブランシェットさんから監督のお名前が呼ばれた瞬間、現場の片隅で、モニターを静かに並んで見つめられていた、監督と奥様の後ろ姿を思い出しました。

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