2015年2月9日 10:28
デジタル時代にも愛されるMoleskine、その強さから盗みたい"愛される秘訣"
としてみているのだという。
そのため、デザインの中には成功とはいえないものもあるとか。だが、Moleskineはそのような失敗を「探索の一部」としてみているという。
○統一のアイディアをもつ
Moleskineは製品を通じて自分たちらしさを追求しているという。
さまざまな製品を統一するアイディアが重要で、Moleskineの場合は、作ること、完成するまでの過程こそが素晴らしいと考えており、これを自社製品に適用しているとLiberto氏は説明している。
それが、どの手帳でもMoleskineとわかる一貫性につながっているのだろう。さまざまな製品を統一するような共通の考えを組み立て、これを適用することがブランド強化につながりそうだ。
このようなアイディアを表現するのに、時にはメタファーを利用する手もあるという。
良い例が、LEGOとコラボした限定シリーズ「LEGO Limited Edition Notebooks」だ。ここでMoleskineは、有名なLEGOブロックとキャラクターを利用した。
ブロックを作り上げるLEGOとMoleskineのノートに「類似性」を感じたからという。