2015年2月14日 15:20
「Cintiq 27QHD touch」による作業効率化のポイントと「プリントの極意」- CP+ 2015
画像を表示できる環境が大切であると語った。
「Cintiq 27QHD」は、ハードウェアキャリブレーション機能を搭載し、正確な色表現を実現することができることになったのも大きな特徴。これにより、多くのクリエイターの作業効率を向上するだろうと小島氏は話す。
ここからはいよいよ「印刷」工程へ。「プリントの際は、Photoshopの[表示]→[校正設定]→[カスタム]から[シュミレーションするデバイス]をクリックし、プリントするプリンターを選択すると、該当プリンターでプリントした場合の仕上がり色で表示されます」とプレビュー方法を解説し、「色を見るために都度都度出力して確認&調整するのは大きな無駄です」と断言。「A3サイズともなると1枚出すのに時間もかかるし、コストもばかになりません。モニター上である程度正確に確認することができれば、その両方が節約できるので作品を作り込んでいくためには重要だと思います。また、安定した観察光源で評価することも大事です。
正しい色を見るためには「色評価蛍光灯」というものがあります。ディスプレイとプリンタの出力結果の色を合わせたい!というときはカラーマネージメントに対応した適切な照明環境を整えることも考えるべきでしょう」