2015年2月19日 16:21
初開催の飛行船レースは大激戦に! - 第2回科学の甲子園ジュニア全国大会
全47チーム中、制限時間(2分)以内にゴールできたのはわずか9チームという難易度の高さだったが、同チームは唯一、1分を切ったタイムで、2位以下を30秒近くも引き離した。
だが決勝レースでは、その茨城県チームにまさかのアクシデント。機体トラブルで出遅れてしまい、予選2位の山口県チームが1位……になるかと思われたのだが、最後のターゲットにギリギリでタッチできず、モタついた間に予選6位の岩手県チームがゴール、大逆転で1位となった。
○激戦を制し優勝したのは…
総合成績は以下の通り。全競技で安定して上位の成績を収めた茨城県チームが1位で、以下、福岡県チームと愛知県チームが続いた。
総合成績
1位 茨城県チーム(茨城県立並木中等教育学校)
2位 福岡県チーム(久留米大学附設中学校、福岡教育大学附属福岡中学校)
3位 愛知県チーム(海陽中等教育学校)
ロボットの街、つくばの中学生らしく、茨城県チーム・キャプテンの菱田草平君は「小さい頃からロボットが好き。将来の夢はロボットの技術開発」だという。優勝という結果は「想像もしていなかった」そうだが、「本当に嬉しい」と喜びを爆発させた。
記者会見では、主催者を代表し、JSTの中村道治理事長が挨拶。