2015年2月24日 11:33
強力吸引かコンパクトボディか、ジレンマ解決? - 日立の高級スティック掃除機「パワーブーストサイクロン」
スティック型やハンディ型は、最大約10分から20分程度の連続運転時間が一般的だが、PV-BC500ではリチウムイオンバッテリーの搭載により、重量を抑えつつ最大約30分(標準運転時)の連続運転が可能になった。これなら10~12畳程度の部屋を掃除できそうだ。
●使い勝手にも工夫がたくさん
○充実のアタッチメント
PV-BC500は充実した付属パーツも特長だ。ニーズが高まっている「ふとん用パーツ」をはじめ、「すき間用吸口」「伸縮曲がるブラシ吸口」の3点が標準で付属。掃除機の付属品というのは、多すぎても管理や使いこなしが難しい。しかし、PV-BC500の付属品はいずれも厳選された"使える"ものだと感じた。保管しやすいよう充電台にすべて収納できる点も評価したい。特に筆者が気に入ったのは伸縮曲がるブラシ吸口だ。
ブラシの向きや角度を上下左右と柔軟に変えられるので、高い場所や細いすき間の奥を掃除する時に便利。
○使い勝手を左右する重心の位置
ホース部やヘッド部、モーター部、ダストカップ部を一直線上に配置するスティック型掃除機では、その重心をどこに置くかが操作性を大きく左右する。その点についてもPV-BC500はよく考えられているという印象だ。