くらし情報『富士通など、CPU間の高速伝送を1Gbps当たり5mWで実現』

2015年2月24日 12:20

富士通など、CPU間の高速伝送を1Gbps当たり5mWで実現

富士通など、CPU間の高速伝送を1Gbps当たり5mWで実現
富士通と富士通研究所、Fujitsu Laboratories of America(FLA)、技術研究組合 光電子融合基盤技術研究所(PETRA)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2月23日、サーバやスパコンのCPU間高速データ通信を世界最高の電力効率である1Gbps当たり5mWで実現するシリコンフォトニクス技術を用いた光送受信回路を開発したと発表した。

詳細は、2月22日から米国サンフランシスコで開催されている「国際固体素子回路会議ISSCC 2015(IEEE International Solid-State Circuits Conference 2015)」にて発表される。

次世代の高性能スパコンで期待されているシリコンフォトニクス技術を用いた光送受信技術では、光素子の実用的な伝送速度の限界が25Gbpsであることから、光素子とそれを駆動する電子回路の光送受信回路を複数並べ、全体として高速化を図る方法が考えられている。一方、CPU間データ通信は4年で2倍の高速化が求められており、電力一定のもとで高速化を実現するには、光送受信回路の電力を半分にする必要がある。

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