2015年2月25日 15:06
「Firefox 36」を試す - 検索サイトのトラッキング防ぐGoogle Privacyアドオンも紹介
以降で、Firefox 36の新機能や変更点を見ていこう。
○Firefox 36の新機能
Firefox 36の新機能であるが、以下の通りである。
新規タブページでピン止めしたタイルをFirefox Syncで同期可能に
完全なHTTP/2をサポート。Webの応答性がより高速に
ウズベク語をサポート
新しいタブを開くと、よくアクセスされるサイトやMozilla関連のサイトがタイルで表示される。このタイルを固定化するのが、ピン止め機能である(図4)。
Firefox 36では、この情報もSyncで同期される。HTTP/2は、バイナリフレーム、ストリームによる多重化などを行うことで、サーバー側とより高速な通信が可能になる。Firefox 34から実装されており、今回、より完全にサポートを行った。
また、βリリース前半では、オプション(設定画面)がタブで表示されていた(図5)。βリリース後半では、従来のウィンドウ形式に戻り、Firefox 36でも従来と同じであった。
β版での試験的な実装ということだろう。Firefox Helloなども、このような経緯を経て正式に実装された。それと同様の流れとなる可能性もある。