2015年2月26日 12:00
インフォグラフィック制作の肝は見る人の"目と心"を惹きつけること - 注目のデザイン手法を成り立ちから学ぶ実践セミナー
マイナビニュースは、デジタルコンテンツ制作の学校を展開するデジタルハリウッド全面協力のもと、「デジハリ人気授業ワークショップ インフォグラフィックセミナー」を開催した。本稿では、その模様をレポートする。
「インフォグラフィック」とは、情報やデータをわかりやすくデザインしたり、視点や切り口を工夫して見る人を惹きつけるもの。デジタルハリウッド非常勤講師の米倉明男氏をむかえ、前半はインフォグラフィックの紹介として、過去から最新までの優れた作例を紹介し、後半は情報を視覚化するプロセスを学ぶため、テーマ課題のデータをもとにコンセプトのビジュアライズを参加者が実践するという内容が展開された。
○インフォグラフィックの作り方
セミナーの前半ではインフォグラフィックのなりたちをレクチャーされる形式だったが、後半では参加者が実際に作品を制作し、インフォグラフィックを作るプロセス(1.情報を読み解く、2.コンセプトをまとめる、3.ビジュアルに落とし込む)を体験した。
米倉氏は、「インフォグラフィックは大きく分けてイラスト・チャート・表・グラフ・地図・ピクトグラム(アイコン)の6つに分類できます。この6つをうまく活用することでおもしろいインフォグラフィックスができるわけなのですが、特に「コンテンツとしてのインフォグラフィック」