くらし情報『インフォグラフィック制作の肝は見る人の"目と心"を惹きつけること - 注目のデザイン手法を成り立ちから学ぶ実践セミナー』

2015年2月26日 12:00

インフォグラフィック制作の肝は見る人の"目と心"を惹きつけること - 注目のデザイン手法を成り立ちから学ぶ実践セミナー

はデータを組み直すことで、見る人が新鮮さを感じたり、楽しく伝えられたりする利点があります」と解説した。

今回、グループに与えられた課題は「海洋プラスチックゴミの主な出どころ」だ。1位が中国(8.8万トン)、2位がインドネシア(3.2万トン)、3位がフィリピン(1.9万トン)、4位がベトナム(1.8万トン)、4位がスリランカ(1.0万トン)、そして全体で800万トンというこれらのデータを、グループ単位でインフォグラフィックに仕上げていく。

この課題に対して必要なプロセスはまず情報やデータを読み解き、思ったことを洗い出す。その結果を図表化し、ラフを描いたら伝えたいメッセージを絞り込んでコンセプトをまとめる、という流れだ。考えを収集して「ロケーション」「アルファベット」「時間」「ジャンル」「階層」などに整理・分類し、それを再構築することで情報の構造化が可能になる。

デザインする上でのポイントは、「見る人の目と心を惹きつけられるか」「見る人の目の流れに沿っているか」ということです」と語る米倉氏。「伝えたい情報を明確にして必要な情報を簡素化していきますが、文字に頼りすぎないことも大切です。
そもそもピクトグラムは言語をサイン化したものでしたね」

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