2015年2月27日 10:21
Crucialブランドから登場したハイエンドSSD「Crucial MX200」の性能を検証
容量のラインナップは、2.5インチフォームファクタでは250GB、500GB、1TBの3モデル、M.2準拠とmSATA準拠の製品では250GBと500GBの2モデルだ。メインストリーム向けのCrucial BX100では、容量120GBモデルも用意されていたが、ハイエンド向け製品であるCrucial MX200では、250GBモデルからとなっている。
Crucial BX100ではSilicon Motion製コントローラを採用していたが、今回のCrucial MX200は、従来のCrucialハイエンドSSDであったCrucial M550と同じくMarvell製の「88SS9189」だ。ファームウェアはCrucialが独自にチューニングしたもので、フラッシュメモリの一部をSLC動作のキャッシュとして利用することによって、高速な書き込みを実現するDynamic Write Accelerationテクノロジーを実装している。もちろん、NANDフラッシュメモリはMiron製であり、最新の16nmプロセスで製造されたMLC NANDフラッシュメモリだ。参考までにCrucial M550では、1世代前の20nmプロセスで製造されたMLC NANDフラッシュメモリが採用されていた。