佐藤浩市・石田ゆり子・西島秀俊・中村倫也がレアな集合「緊張感があり華やか」
幸せに満ちた人々のすぐ真横で“幸せと絶望”が交差し、物語が急展開を迎える重要なシーンだ。
この場面を「僕にとって、朝比奈仁にとって、全て。人としての痛みをもっている人間同士が語り合っているように、短いシーンの中で表現したい」と語った佐藤はリハーサルの際、監督にセリフの変更を提案。細かくセリフや動きを検討しながら、石田、西島、中村らと撮影を進めていく。
本作は、事件を起こす者、事件に翻弄される者、事件を追う者、それぞれの視点がノンストップで切り替わる群像劇として描かれるため、一度に4人ものキャストがそろうシーンは少なく、佐藤、石田、西島、中村らがそろったのもこのシーンが最初で最後だったという。石田は「ここぞとばかりみなさんが出てくるシーン。とても緊張感があり、華やかな場面。同時にすごく難しかったです」と撮影を振り返っている。
西島も「とても重要な場面で、互いに感情をぶつけ合うシーンは、僕は出ている側でしたが見応えがありました」とコメント。中村は「先輩たちがとてもフランクで、気さくに話しかけてくださいました。役者同士という意味では大きな胸を借りるつもりで、正面からぶつかっていけることができました」と大先輩たちとの濃密な時間を振り返った。
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